2013京都紅葉の旅A

2013.12.1〜2

 天龍寺の紅葉はこんなに美しいのかとびっくりするかも知れませんが、今までの写真は全て天龍寺の駐車場の周囲にあるもみじで、まだ境内には入っていません。ここが嵐山天龍寺のすごいところです。僕が、前回訪れた11月の中旬にはほとんど紅葉らしい紅葉はしていなかったのに、2週間ずれただけでこの違いです。今年の嵐山の紅葉は、12月の頭がピークだったようですね。僕は本当にラッキーでした。ホテルが取れていたら、1週間前に旅行していたはずなんです。1週間前だと、これだけ美しい紅葉を見ることはできなかったことでしょう。
 境内への入り口付近にも、色合いの違った非常に美しい紅葉・黄葉が見られました。その様子は、これからお見せすることにしましょう。実は、天龍寺の場合は境内の庭園にあるもみじの紅葉よりも、駐車場の紅葉の方が色が鮮やかできれいなのです。なぜなのかはよくわかりません。もちろん境内の紅葉も素晴らしいのですが、僕は個人的には駐車場の紅葉の方が気に入っています。
 この鮮やかな色の祭典が、12月の最初の週末には確実に終わりを告げるのかと思うと、自然のはかなさに胸が痛みますね。

 清水寺も高台寺も、夜間拝観は別料金で、長時間長い列に並ばなければなりませんでした。どちらも素晴らしい幻想の世界を呈しているのですが、好みは人それぞれだと思います。僕はどちらかと言うと高台寺の方に惹かれました。池に映る紅葉の姿は何とも言えず美しいものがあったからです。壮大さでは清水寺の方が勝っていたかも知れません。いずれにしても、僕のカメラと撮影技術では、きれいな夜景を撮ることは極めて難しかったことは言うまでもありません。もっと研究しなければね。
 さあ、ここからは高台寺の夜景です。40分以上待ちました。まあ、それだけのことはあったわけですが。

 前回京都に来たときに、神護寺でバスが一緒になった地元の人が言っていたように、永観堂の紅葉は実に見事でした。ところが、永観堂を出た後、近くに目的地の一つであった金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)が哲学の道に入ったところのすぐ左手にあったにもかかわらず、きちんと地図で位置を確認していなかったために、「まあ、今回はあきらめるかな」なんて間抜けなことを考えて、そのまま哲学の道を銀閣寺道に向かって歩き続けてしまったのです。光明寺は今秋の京都紅葉スポットベスト3に入る場所でした。「醍醐寺」「光明寺」「嵐山」がその3つです。光明寺だけ逃してしまったのが残念です。
 哲学の道をずっと銀閣寺方面に向かって歩いていて気付いたのは、紅葉の鮮やかさはすでに終わっていたということです。ですから、永観堂の隣に位置するとは言え、もしかしたら光明寺の紅葉も終わりかけていたかも知れません。
 いずれにしても、今回の紅葉の旅はスタートから幸運続きでした。このまま、銀閣寺道で昼食を済ませて、市バスで祇園・八坂神社方面に向かったら、さらにいいことが待っているでしょうか。

 ここから拝観料を払って、永観堂の庭園へと足を踏み入れていきます。素晴らしい紅葉をお楽しみ下さい。

 今回の僕のホテルは、地下鉄烏丸線の烏丸御池駅からすぐのところにあったので、まずはホテルに荷物を置いて、すぐに同じ駅を通っている地下鉄東西線に乗って醍醐まで行きました。今年の京都の紅葉ベスト3に入っていると言われる「醍醐寺」を訪ねるためです。醍醐駅からかなり歩いて到着した醍醐寺でしたが、紅葉はもう一つといった感じでした。もしかしたら、もう少し時期が遅い方が良かったのかも知れません。12月6日現在の紅葉状況をネットで調べてみると、まだ「見頃」として残っているのは、北野天満宮、下鴨神社、そして醍醐寺なのです。でも、自分の目で見て納得するのが一番なので、足を伸ばして良かったと思います。前回は、初日に京福嵐山電鉄を使って嵐山・嵯峨野に行きましたが、今回はまったく逆の醍醐寺から始めたので、東西線を戻って蹴上駅から南禅寺・永観堂に向かうことにしました。前回の旅で、地元の人たちが絶賛していた場所です。さて、その素晴らしい紅葉に間に合ったのでしょうか。

 さて、ここから天龍寺の境内に入っていきます。いつもは、かなり単純な経路で通過してしまうのですが、今回は時間をかけて池の山側を歩いてみることにしました。どんな景色が広がっているか、楽しみにしていて下さい。

 いかがでしたか?高台寺の夜景は素晴らしかったでしょう?ライトアップされたもみじが池の水面にきれいに映っているのです。この未熟な撮影技術で、よくもここまできれいな画像を残すことができたと、感心しています。
 さて、1日目の京都の旅はこれで終了です。京の編集作業もこの辺にしておきましょう。明日は、前回に引き続き嵐山に足を伸ばします。前回は少し早めの訪問だったので、今回は紅葉のピークに出くわすことを期待しています。また、前回は夜間拝観しかできなかった北野天満宮の御土居にも行ってくるつもりです。さて、目が覚めるような紅葉と出会うことができますかどうか。

 これは八坂神社の中のもみじでしょうか。なぜこんなに鮮やかに撮れたのか不思議です。やはり、神のいらっしゃる場所だからなのでしょうかねえ。皆さんは、祇園から八坂神社を通って、円山公園や高台寺に足を伸ばしたことがありますか。高台寺の清水よりの坂を上ると、そこには霊山護国神社(りょうぜんごこくじんじゃ)があって、坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓があります。ですから、あの近辺はどことなく神がかっているんです。気味の悪い雰囲気ではなくて、神聖な雰囲気です。
 清水坂(三年坂)は今年も相変わらずにぎわっていました。興味深かったのは、修学旅行生が大勢いたことです。神奈川県では修学旅行は春と決まっているので、子供たちに京都の桜や紅葉を見せてあげることができません。中学2年生の時から早めに準備を進めて、3年生になったらすぐに旅行をするか、秋に旅行を実施すれば、桜か紅葉を楽しむことができるんですけどね。もう、すっかり坂道を上ることにも慣れたせいか、清水坂のてっぺんもすぐそこに感じました。時間があれば、清水焼などゆっくり見ることもできるのですが、それは今度の修学旅行のときまでとっておくことにしましょう。

 哲学の道の紅葉シーンは上の左の写真で終わりです。右の写真からは八坂神社・高台寺周辺・清水寺へと続きます。ただ、すでに夕方に近かったのでフラッシュなしの撮影には、少々無理がありました。一応ピントが合っているものを掲載しますが、清水寺と高台寺に関しては、その後の夜間拝観の様子に期待して下さい。

 初日の醍醐寺から南禅寺まで歩いただけで、これだけの紅葉シーンに出くわすのですから、11月下旬から12月初旬にかけての京都は、本当に魅力的だと思います。ここまでの中では、南禅寺の山門手前の大きなもみじの木が圧巻でした。鮮やかな美しさは、とてもこの世のものとは思えませんでした。何枚写真を撮っても飽き足らない。まさにため息がこぼれた瞬間でした。これ以上の紅葉は見ることができないだろうと思いながら、足を永観堂に向けていきます。そして、そこでも驚くべき光景に出会うことになるのです。

 今秋2回目の京都の旅は、1回目でどうしても満足できなかった紅葉の醍醐味を味わうためのものでした。そして、その目的は見事に的中。一番上の大きな写真は南禅寺の見事な紅葉。そして、下のライトアップは左が清水寺で右が高台寺です。どちらもフラッシュを焚かずに撮影していますから、なかなかの腕前です。今まで行きたくて仕方なかった清水寺と高台寺の夜間特別拝観。今年初めてその願いが叶って、本当に満足しています。他にも永観堂や嵐山天龍寺、嵯峨野の常寂光寺、宝筐院(ほうきょういん)、厭離庵(えんりあん)、清涼寺など、京都の紅葉はまだまだ目を楽しませてくれていました。今回も、1,000枚を超える写真の中から傑作を選んで、旅行記を綴りたいと思います。

清水寺・高台寺の夜間拝観